【京王線高架化観察】仙川-千歳烏山-芦花公園の様子　(2019年5月)

ご覧いただきありがとうございます！

今回は仙川橋梁から千歳烏山、芦花公園までの工事の様子を観察してきました。

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今回取り上げた区間では、他の区間よりも工事進捗ペースが早く進んでいるように感じました。

仙川橋梁の様子。

昨年末こちらの橋に関して工事の情報が発表されました。

https://www.keio.co.jp/train/sasazuka-sengawa/outline/pdf/section_8.pdf

通常の高架化工事手順は、線路南側に用地を確保し下り線高架橋建設、下り線立体化後空いた下り線スペースで上り線高架橋建設という手順になりますが、仙川橋梁ではそのような空間を確保できないため営業線の真上で工事を行い、上下線同時に高架化するようです。詳細は動画にまとめてみました。よければご覧ぐださい！

https://www.youtube.com/watch?v=VISVhWqysgY&t=522s

千歳烏山2号踏切から6号踏切まで保安ケーブルが北側に移設されました。

烏山変電所付近の様子。

線路に木製の渡り板が設置されました。高架化工事だと少し珍しい風景です。仙川橋梁からこの辺りまで直上式で工事が行われるためこのような施工になりました。

千歳烏山2号踏切付近の様子。

側道は高架用地確保のため南側に移設されました。千歳烏山駅にはまだ大きな変化はないようです。

千歳烏山ー芦花公園の様子。

この辺りは順調に用地確保が進んでいます。

芦花公園駅の様子。

こちらも工事の情報が発表されました。

https://www.keio.co.jp/train/sasazuka-sengawa/outline/pdf/section_6.pdf

駅舎が工事の妨げとなるため地下化されるようです。

ちなみに芦花公園駅は、橋上駅舎になる前は地下改札の駅でしたが、バリアフリー工事の影響で現在の姿になりました。段差解消の工事は路線全体で行われ、対象となる駅にはエレベーターやエスカレーター等が設置されました。西調布駅や多磨霊園駅などでは当面立体化の予定がないためカッコイイ駅舎に様変わりしましたが、桜上水、芦花公園、千歳烏山の3駅では将来の工事を見据え簡易的な構造の駅舎になりました。

芦花公園駅の工事手順などの様子は動画にまとめてみたのでよければご覧ください。