TOMIXの複線間隔をレールを改造して狭くする(c541-15使用)
こんにちはパンタさんです。
今回はTOMIXの複線間隔をレールを改造して狭くしてみました。
この記事は動画からの一部抜粋になります。
使うのはc541-15 というカーブレールです。
この線路を2本くっつけてs字にすると、トミックスが設定した複線間隔37mmを移動できるS字カーブができますが、これを半分に切ってもう片方と合体させて1本で狭い幅を移動できるS字カーブを作ります。移動幅は9mm(9.25)で複線間隔は37mmから28mmに短縮できます。
道床を切断していきます。
このレールをちょうど真ん中に切断してS字にすると目的の線路が出来上がるので、線路の真ん中を軽くカッターで筋彫りして、ノコギリがあっちこっちに行かないようにしてから道床をザクザク切っていきました。加工している最中は細かい粉がたくさん出るので、チャレンジする方は吸い込まないようにマスクを必ずするようにしましょう。
レールを金工用の糸鋸で切断。
レールニッパーを持っていればすぐに切断できたのですが、持っていないので糸鋸で切りました。Tomixのレールって結構硬いんですね。切断するのにかなり時間がかかりました。
ジョイナーを差し込むため枕木に切れ込みを入れる。
切断した線路はS字に連結するので、カッターで赤線の部分に切れ込みを入れて、ジョイナーが入る部分を確保します。接着も考えたのですが、線路の応用が効くようにジョイナーで接続することにしました。
できました!
Tomixさんこのレール発売してくれないかなぁ(小声)
外周に接続してみました。
仕上がった線路は大体140mmの長さになりますが、切り方によっては1mm前後ズレるので注意が必要です。
ビフォー複線間隔37mm。
やっぱり複線間隔気になるなぁという感じです。曲線で車両同士が接触しないようにという配慮でこの間隔に設定されているわけですが、気になります。。
アフター複線間隔28mm。
写真で伝えるのが難しいのですが、だいぶ引き締まりました。車両のすれ違いはかなりリアルになりました。
このレール加工についてデメリットがあるので紹介します。
1.レールに誤差が出る
切った線路は手作業で切断しているためどうしてもズレがでます。
141mmで仕上がった場合は他の直線レールで誤差を埋める必要があります。
2.レールが外れる
Tomixはレールがずれないように丸玉をレールに溶接していますが、
今回のレールを製作すると
▷加工前
[ 丸玉 | ]・・・1本
[ 丸玉 | ]・・・1本
▷加工後
[ 丸玉 | 丸玉 ]・・・1本
[ | ]・・・1本
という風な組み合わせになるので
丸玉がついてない方のレールは外れることがあります。
(映像は動画で紹介してみました。)
これはどうしたものか....
3.正確に加工するのが難しい
1のレールに誤差と似ていますが、今回の改造は切断したレール全てを使うので、慎重に加工する必要があります。工程はシンプルですが、丁寧に仕上げるのはかなり難しかったです。
挑戦してみたいという方は、よく切れる工具を使用して
怪我のないように行ってください。
自己責任での加工よろしくお願いします。
以上簡単に動画の内容について投稿してみました。
動画版ではもう少し詳しく紹介しています。
興味のある方のみ是非ご覧ください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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