【京王線 高架化観察】千歳烏山-芦花公園間の様子(2018.10.18)
【京王線 高架化観察】
2022年度に仙川〜笹塚間が高架化される京王線。約7.2kmの区間を高架化することにより、25箇所の踏切道が解消されます。
今回は千歳烏山から芦花公園までの様子を観察したいと思います。
【京王線 高架化観察】千歳烏山-芦花公園間の様子(2018.10.18)
動画はコチラからどうぞ!
千歳烏山からスタートします。
(千歳烏山2号踏切から新宿方面を見た図)
右側の空き地には大きな家と世田谷区営の駐輪場がありましたが、前者は改築、後者は移転され巨大な用地が誕生しました。2面4線に変わる千歳烏山駅は広大な土地を必要とするため現在も用地の確保を進めています。
(かつて区営の駐輪場があった場所)
家がLEGOっぽくて可愛らしいですね。。。
(千歳烏山駅地下通路)
芦花公園ー仙川間にある踏切は、ラッシュ時を除いても頻繁に閉まっていることが多く、千歳烏山2号踏切では待機時間があまりにも長い場合は迂回路の案内として地下通路の利用を進めていますが、距離が離れているため利用しない方も多いです。高架化により早く解消されると良いですね。
(芦花公園4号踏切付近)
千歳烏山駅を過ぎ少し歩くと線路の両脇に用地が確保されてある場所があり(通常は南側)、
写真中央付近に見えるフェンスの向かいにはこのような看板が立っていました。
都市計画道路補助第216号線(千歳烏山駅付近)・千歳烏山駅駅前広場 | 世田谷区
どうやら計画道路の用地確保のようです。看板を見てみると、この道路は将来2面4線化される千歳烏山駅に伴い整備される駅前ロータリーと接続される予定になっているようです。
現在、吉祥寺や荻窪方面に行くバスと千歳船橋や成城学園前に行くバスは京王線に分断されバス停の距離もお互い離れた場所に存在するので、ロータリーが整備されたら地元の人々の足が集約され交通アクセスが良くなりそうですね。
用地確保が進んでいます。この区間は空き地や駐車場が点在しており用地確保は順調に進んでいるように見えました。
(芦花公園駅南側)
線路脇に空き地があります。草がボーボーで少し廃線跡な雰囲気もありますが(笑)、UR賃貸が芦花公園を一元的に再開発する際立体化に備え用意した土地のようです。
リンク:芦花公園駅南口地区 第一種市街地再開発事業 - UR都市機構
https://www.ur-net.go.jp/toshisaisei/urbanr/pdf2/rokasai.pdf
既に仮囲いが施されていました。
この駅は桜上水と同様に、将来の高架ホームとの接続、改築や解体を柔軟にできるよう簡易的な構造でバリアフリー化工事を済ませています。同時期に工事を行った西調布駅や多磨霊園駅は見違えるような綺麗な駅舎になっていました。あの区間は立体化の予定はしばらくなさそうですね。
芦花公園駅は立体化により文学的なデザインの高架駅になるそうです。
リンク:京王線沿線街づくり通信第17号
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/102/122/364/d00154582_d/fil/matidukuritushin17.pdf
書架をイメージした駅舎、とても素敵ですよね。早く観てみたいなぁ。
YouTubeでは千歳烏山から芦花公園までを動画と写真でまとめています。
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【京王線 高架化観察】千歳烏山-芦花公園間の様子(2018.10.18)